
今月のトピックス:
➽一次・二次②・複合商品の上限価格が半額以下に 参入障壁の高まりが生む商機
➽【現場で分かる「蓄電所導入のリアル」】栃木・福岡で蓄電所見学会を開催
➽一次・二次②・複合商品の上限価格が半額以下に 参入障壁の高まりが生む商機
経済産業省は10月29日(水)、三次調整力②を除く需給調整市場の商品価格について、上限を7.21円/ΔkW・30分に統一する案を示しました。一次・二次①・複合商品は現在の価格から半額以下となる見込みです。
2026年以降での上限価格の変更

出典:経済産業省
経産省が第103回「制度検討作業部会」の場で明らかにしました。これまでも、二次②と三次②の上限価格は7.21円/ΔkW・30分でしたが、一次と二次①、複合商品は19.51円/ΔkW・30分と高めの設定でした。これにより、上限価格に張り付いていた一部事業者の過剰利潤が抑えられ、調達費用の適正化が進むことが期待されます。
一方で、蓄電所投資を検討する事業者にとっては、収益モデルの再構築が必須になります。従来よりも収益幅が厳しくなるため、
■より精緻なシミュレーション
■適切な設備仕様の選定
■長期安定運用に向けたO&M品質が、事業成否を大きく左右します。
TAOKE ENERGYは、国内外で多数の蓄電所案件に携わってきた経験を基に、市場ルール変更後を前提とした収益設計・調達・施工・運営まで一気通貫でサポートしています。特に、当社が提供する予防保全型O&Mは、稼働率向上と収益確保の鍵となるサービスとして、多くのお客さまから高い評価をいただいております。
制度変更後の事業性評価や最適仕様の検討にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。短期的な収益減だけでなく、市場再編の中で生まれる中長期的な機会も含めてご提案いたします。
➽【現場で分かる「蓄電所導入のリアル」】栃木・福岡で蓄電所見学会を開催
「蓄電所投資に乗り出すに当たって、実際に現地を見学したい」という声を非常に多く頂いております。そこで、TAOKE ENERGYは昨今、蓄電所見学会を積極的に開催しています。11月12日(水)には福岡県小郡市で、11月21日(金)と12月1日(月)には栃木県小山市でそれぞれ見学会を行いました。いずれの会も、蓄電所投資を検討中の投資家さまを中心に大勢の方にご参加いただきました。

当日事前説明会と見学会の様子
見学会では事前説明会を行った上で、開発部・営業部の担当者より、当社の蓄電所開発実績や標準製品の設備構成、現地条件に応じた柔軟な設置対応などについて紹介しています。蓄電池導入を検討する上で欠かせない実務的なポイントについても、多角的に解説を行いました。
その後、参加者の皆さまには実際に稼働中の蓄電所をご覧いただきました。設備内部の構造やレイアウト、稼働音、周辺環境への影響、運転データの確認など、実機でしか得られない情報をその場で体感いただきました。現地では担当者と参加者の皆さまとの活発な質疑応答が続き、現場ならではの深い情報交換が行われました。
小山市の蓄電所は、現時点で需給調整力市場の一次調整力に参加している案件であり、非常に注目も高い案件です。小郡市の見学会は九州エリア初開催であり、こちらも早期に定員を上回るお申し込みを頂戴しました。
ただ、いずれの会も参加を希望していながら抽選に漏れたり、締め切っていたりしたために参加できなかった方が多くいらっしゃいます。この場を借りてお詫び申し上げます。
しかし、ご安心ください。当社では今後も、全国各地での案件竣工に合わせて地域ニーズに応じた見学会を継続的に実施し、蓄電所ビジネスの普及と市場の発展に貢献してまいります。まず、2026年1月28日(水)・29日(木)の2日にわたり、愛知県豊川市所在の蓄電所にて現地見学会を実施する予定です。ご参加を希望される方は、下記よりお申し込みください。
・参加申し込みURL
※多数のお申し込みが予想されますので、ご希望の方はお早めにお手続きください。
引き続き、当社からの情報発信にご期待いただければ幸いです。
※最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
当社の詳しいサービス内容はホームページをご覧ください。
ホームページはこちら
