9月の最新情報、見逃すな! 自治体の産業用蓄電池関連補助金紹介、タオケイエナジー製蓄電池併設の低圧過積載発電所が稼働、解説! VPPとは何か?


見逃すな! 自治体の産業用蓄電池関連補助金


 2022年度に産業用蓄電池の導入に際して活用できる国の補助金はすでに募集受付を終了してしまっていますが、地方自治体のなかには、独自の補助金を用意しているところもあります。今回はそのうちの二つをご紹介しましょう。


■いばらきエネルギーシフト促進事業補助金

 まずは、茨城県の補助金です。これは、法人が事業所などに自家消費用太陽光発電設備、蓄電池、または双方を同時に設置する際、導入費用の1/2まで補助するというものです(※1)。上限は1億2000万円。9月30日まで二次募集を受け付けています。


 ただし、対象は太陽光発電の出力が50㎾未満の場合に限ります。出力50㎾以上に関しては、補正予算が成立した際に三次募集がされる予定です。


■蓄電池を活用した地産地消型再エネ導入支援事業

 続いて、鹿児島県の補助金です。これは、再生可能エネルギー設備と蓄電池を併用した①マイクログリット構築事業、②オンサイトPPAによる再生可能エネルギー発電設備導入事業、③オフサイトPPAによる再生可能エネルギー発電設備導入事業、④自己託送を利用した送電事業、⑤特定施設のオフグリッド化事業のいずれかを行う事業者に対し、設備費の1/2を補助します。上限は2500万円。申し込み期限は10月31日までです。


 タオケイエナジーは、補助金を活用した蓄電池の出荷実績も多くあります。PCS出力や蓄電池容量もお客様のご要望に合わせて選定が可能です。補助金の受け付けは先着順ですから、活用を検討している方はお急ぎください。


※1

 蓄電池は、蓄電容量×9万円/kWhと補助対象経費に1/2を乗じた額のうち低い方。太陽光発電に関しては発電出力×12万円/㎾と、補助対象経費に1/2を乗じた額の低い方。


タオケイエナジー製蓄電池併設の低圧過積載発電所が稼働


 このほど、栃木県で太陽光パネル容量350㎾の発電所が稼働しました。といっても、同発電所はPCSの出力が49.5㎾の低圧発電所。つまり、大幅な過積載を施しているです。


 このような設計は一見無駄なものに見えるかもしれません。しかし、同発電所は、タオケイエナジー製645㎾hの蓄電池を併設し、余剰電力を蓄電池にため、夜間に放電することによって、発電した電力を余すところなく使い切ることができます。


 例えば、PCS(パワーコンディショナ)の出力が49.5kWの二つの発電所があるとしましょう。一つはパネル出力100kWの過積載、もう一つは350kWの過積載で、当社の蓄電設備を併設します。


 どちらの方が投資回収期間が短いでしょうか。実は、後者の方が短いことが意外と多いのです。


 太陽光パネルの設置場所にゆとりがある発電事業者にとっては、蓄電池を導入することで、パネルを最大限敷き詰める設計が可能になりますし、夜間売電による収益増加にも繋がります。それに、蓄電池があれば災害時には非常用電源としても使えます。


 コストパフォーマンスに優れたタオケイエナジー製蓄電池。補助金の活用も可能です。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。



解説! VPPとは何か

出典:経済産業省


 VPPとは、「バーチャル・パワー・プラント」の略で、仮想発電所とも呼ばれます。これは、複数の発電設備や蓄電池、電気自動車などのエネルギーリソースを制御し、あたかも一つの発電所のように動かすことです。上図にある、リソースアグリゲーターから線が伸びているものでがすべてエネルギーリソースです(※2) 。


 「照明や空調がなぜエネルギーリソースに入るのか」と疑問に思う方がいるかもしれません。例えば、人口10万人の都市で、照明や空調ががいっせいに停止したら非常に大きな節電効果を発揮しますよね。だとすれば、発電量が不足しているときにこれらを上手に制御すれば需給バランスの確保に一役買います。このように、発電側に合わせて需要側が電力の使用をコントロールする行為をDR(デマンドレスポンス)と呼びます。


 これまでの日本の電力システムは、主として地方にある大規模発電所で生み出した電力を、送電線を介して都市部に運んでくるというものでした。ただ、東日本大震災をはじめ、西日本豪雨、北海道胆振東部地震などの災害により長期間の停電が発生するなか、こうした大規模集中型の電力システムが見直されつつあります。


 電力は溜めておくことができません。かつ、消費と発電が常に一致していないと停電が発生してしまうため、従来の仕組みでは停電のリスクが高いわけです。一方で、近年は再生可能エネルギーや蓄電池といった分散型電源が普及するとともに、それらを制御するテクノロジーの力も進歩しています。こうした背景があり、大規模集中型から小規模分散型の電力システムへの転換を進めていこうという動きが活発になり、VPPに注目が集まっているのです。


※2

 複数のエネルギーリソースを管理する役割をリソースアグリゲーターと呼び、リソースアグリゲーターを束ねるのがアグリゲーションコーディネーターです。


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